コーヒーの世界って奥が深い?

久しぶりのブログ投稿で、
何を書くのか迷います。

前回の投稿から1年くらい放置しており
その間に目まぐるしいほどの出来事がありました。

それらの小ネタはちょこちょこ出していくとして
今回は少し抽象的なお話し。

こんにちは。
焙煎担当の杉原です。

『コーヒーの世界は奥が深い』

と聞いたことがある人は多いと思います。
僕もそういう認識でコーヒー業界に飛び込み
10年間勉強してきました。

結論から言うと間違いなく奥は深いです。
とんでもなく深い。
マリアナ海溝に匹敵するほど。
複雑怪奇なラビリンス。
そのくらいに。

だから一度潜るとどこまでも
沈んでいけてしまうのです。

ここに落とし穴があります!!
実は潜れる穴がとんでもなく多いのです。

一つ一つが大なり小なりコミュニティを形成しているので
抜け出すなんて事はまあまあ大変なんですね。

コーヒー業界の代表的なコミュニティは
東京のバッハグループや堀口珈琲グループが有名です。
コーヒーのイロハを習いに大金を払って入門する人は多いです。

門下生はそこで学んだことで晴れて開業しますが
もうその時点で穴底です。

■生豆は必ず師匠から購入し、よそからは買ってはいけない。
■焙煎方法は教えた通りに実践し、勝手な味作りをしてはいけない。
■技術を人に伝えてはいけない。弟子をとってはいけない。。。
などなど。

コーヒーの世界は多様性に富み、死ぬまで学べる世界なのに
ひとつの穴底で小さなコミュニティで生きなければなりません。

僕自身はどうか。
ヒロコーヒーという焙煎会社で学びましたが、
社長の寛容さで多くの勉強の機会をもらい
多様なコーヒーの世界を見ることが出来ました。

色んな穴に潜ってみてコーヒーの奥深さを知り
今度は自分自身で穴を掘り始めました。
今はまだ浅いですが掘り進めていき
そのうち横に掘って近所の穴と繋げたいと考えています。

コーヒーは感覚的で職人的で時に哲学的な世界。
それはそれとて、、
僕の穴は科学的、理論的に掘り進めていき
複雑怪奇なラビリンスと考えられてきたコーヒーの世界を
もっとシンプルに捉えることでコミュニティ同士を
繋げようと企んでます。ふふふ。

コーヒーは難しくないです。
複雑怪奇迷宮入りにしてるのはあなた自身です。

コーヒーの木の種子を焙煎し、細かく挽いてお湯を注ぐ!

やってることはそれだけ。
ドリッパーで味が変わる?
ほんのりね。
注ぎ方で味が変わる??
なんとなくね。
ようこそラビリンスへ!笑

当店はもっと大枠を大事にしてます。
美味しい原料を適切に焙煎してます。
あとは好きに淹れてくださいませ!笑

性格出ちゃってますね。。。

2021年6月17日

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