78回目の終戦記念日。

セミの声が落ち着いて暑さのピークも過ぎました。
台風7号が久しぶりに関西を直撃しましたが
大きな被害が出ることなく無事に通り過ぎたようで
一安心しております。

8月15日は日本人なら誰もが知っている終戦の日。
大東亜戦争が終結した日とされていますね。
正式にはポツダム宣言が受諾された日であり降伏が宣言された日です。
実はソ連は9月頃まで北海道に侵攻していました。

日本がなぜこの戦争をしたのか?
みなさんはちゃんと答えられますか?

実は戦後教育ではこの戦争については正しく教えることが許されていません。
GHQのもと教育プログラムが書き換えられたため
日本が戦争を引き起こした悪の国だと我々は教育されてきたのです。
戦争で負けると必ず教育を奪われます。
その国の歴史を書き換えられます。
焚書(燃やされた)された書物は7000冊以上にのぼります。
教育勅語は抹消され、日本国史の教科書は墨塗りのものを使わされた。
日本神話から繋がる天皇家の存在意義などは薄められ、我々のアイデンティティは奪われ
挙句には侵略戦争を引き起こした恐ろしい軍国主義国家だったと認識させれた。

事実はどうか。

日本は明治維新以降産業革命に倣い大きく技術革新を遂げた。
当時はイギリスやアメリカという大国がアフリカやアジア諸国を侵略し
植民地化を進めていた時代である。
日本はアジア諸国をそんな大国から助け出し各国の独立運動の手伝いをする。
日本の軍事行動規範はあくまでもアジア解放戦争であり侵略が目的ではなかった。
事実日本は第一次世界大戦後の国際会議の場で
「世界から差別を無くし、戦争の無い世界を作ろう」と提案している。
当時からイギリス、アメリカを初めとする欧米諸国は黄色人種であるアジア民を差別し見下していた事実がある。
日本がこれ以上力をつけてアジア、世界の大国になることを阻止するために欧米諸国によるABCD包囲網や
経済制裁等の圧力をかけられ、遂には日本は戦争によって自国民やアジア民を守るしか術がなくなったのが開戦の実態である。
外交による戦争回避は遂には叶わず、苦しくも真珠湾奇襲という形で開戦に踏み切った。
戦争によって国民を守らなければ日本や東南アジア諸国は完全にイギリス、アメリカの属国になることを意味していた。

昭和天皇や政治家や軍人は勝ち目のないこの戦争に国民を巻き込むのは悔しかったと思う。
3年以上続き戦況が悪くなるにつれて各地に無差別大空襲が実行され
遂には沖縄地上戦による民間人の大虐殺が実行された。
そしてこの戦争の末路は原子爆弾による大虐殺と人体実験という非人道的な形で幕を閉じた。
8月19日にも原爆は投下される予定であったし、実はその先もずっと原爆投下を計画されていたことを
我々日本人は知らない。

日本の大国への抵抗むなしく、やむなくポツダム宣言を受諾するしか道は残っていなかった。

それからのGHQの6年8か月に及ぶ占領統治期間に東京裁判が行われ、日本のために戦った政治家、軍人が
A級戦犯として裁かれた。この時数十人の戦犯はCIA(アメリカ秘密警察)のエージェントになることで
処刑を免れた。吉田茂や岸信介などがその代表で、今の自民党を作ったり統一教会を日本に持ってきたことも事実である。

その目的は、
■日本がアメリカの軍事的、経済的属国となること
■二度とアメリカに歯向かわないように国民を再教育すること

戦争に敗けるとはそういう意味なのです。
これらは憶測ではなく、アメリカの公式文書ですでに公開されている事実であります。

戦後を生きる我々日本人はこのままで良いと思いますか?
事実、戦後日本は見事にアメリカの言いなりです。

米軍基地は全国100か所以上あり、占領状態が続いている。
経済的にも自国民が潤わず外国企業優遇の仕組みになっている。
外国資本が日本の土地や資源を購入することに規制をかけられない。
スパイ防止法の制定すら許されない。
アメリカの生産物を大量に購入させられる条約がある。
食料自給率を上げさせてもらえない。
間違った貨幣論で独自通貨である円を積極発行させてもらえない。
アメリカのワクチンを買わされる。
アメリカの軍備を買わされる。
挙げればきりがありませんが日本は自国民優先で物事を決められない状態なのです。

皇紀2683年の歴史をもつ日本がたった一度の敗戦(侵略)でここまで失墜してもいいのでしょうか?
先人が受け継いできたこの素晴らしい国をこのままアメリカの好き放題にさせていいのでしょうか?

あの戦争によって310万人のご先祖様が亡くなり、民間人がたくさん虐殺されたのです。
遂には核兵器による人体実験場にまでされたことも事実として公表されています。

戦争を語り継ぐ。
平和を願う。

そんな薄っぺらい平和教育なんてこども達に教えるべきではない。
先人がどうして戦争をしたのか、なにゆえ敗けたのか。
敗けて日本は何を奪われたのか。
日本人としての魂や誇りとはなんなのか。
そういうことを本来はこども達に教え伝えるのが公教育の役割ではないのか。
試験勉強させて点数を取ることを目的に公教育をしてもロボットのような意思の無い日本人ばかりになる。
戦後78年という3世代にわたる戦後教育の成れの果てが現代日本人の現状です。
「今だけ、金だけ、自分だけ」
「選挙に行かない有権者」
「靖国神社参拝をしない国会議員」
「国歌を歌わない教員」「国旗掲揚を忌み嫌う大人」
「個人主義優先で人との関りを自ら作れない大人」
「多様性や時代を理由に何でも許されると勘違いする若者」
「民族意識や歴史認識が希薄で精神性が低い」

日本を外国勢力から命を賭けて守り抜いてくれた先人たちが見たら酷く悲しむでしょう。

ご先祖様から受け継がれてきたバトンをいま私たちが握っているはずです。
このバトンを次は誰に渡すのですか?
こども達でしょう?
戦後78年でここまで滅茶苦茶にされた日本を受け継ぎたいですか?
こどもや孫の代にはどんな日本が待ち受けているのか想像できませんか?

8月15日というのは英霊たちに感謝をし、先人に想いを馳せる。
そして今の日本は先人達に恥じない国なのかどうかを思慮深く考える日ではないでしょうか。

3人のこどもをもつ親として素晴らしい日本をバトンタッチしたい。
そのためには多くの日本国民が正しい情報を持たなければならない。
多数の国民が日本の現状を理解し、根本を変えていかなければならない。
国民の意識が変われば政治家が変わる。
政治家が変われば日本が変わる。

そんな思いで政治活動も並行してやっています。
78回目の終戦記念日にそんなことを考えておりました。

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